チタナラ通信 新年号
チタナラが毎月発行する「チタナラ通信」です。
おすすめの本やイベント情報など、子育てや知多半島に関する情報を発信していきます!
ぜひ、毎月お楽しみに♪
(左上) 七草がゆを食べよう!
1月7日は「人日の節句(じんじつのせっく)」です。
この節句には、旧年の厄をはらい、新しい一年の健康を祈願して、朝に春の七草をつかった「七草がゆ」を食べる文化があります。
「端午の節句(こどもの日)」や「上巳の節句(ひな祭り)」などの他の節句のような華やかさはないですが、年の一番初めの節句に、家族の無病息災を祈るという、古くから大切にされてきた行事です。
最近ではスーパーなどで手軽に「七草」が手に入ります。
7日は土曜日でもありますので、ぜひご家族で「七草」の意味を話しながら、先人の知恵や日本の文化に触れてみてください♪
(右上) 親子で読みたい本
今回紹介してい本は、ぜひ親子で読んでいただきたい本です。
『あなたのことが だいすき』 KADOKAWA
文・絵 えがしら みちこ/原案 西原 理恵子
全親御さんに読んでいただきたい
子育ては大変!
でも、やっぱり子どものことは「だいすき」!
そして、お子さんにも読んであげてください
親御さんがお子さんをどれほど大切に思っているのかが伝わると思います。
また、お子さんが大きくなっても
抱きしめて「あなたのことが だいすき」と伝えて下さい。
心が少しキューっと切なくなり、ホッと優しくなる
そんな絵本です。
Amazonでも購入できます
(左下) 新美南吉生誕110年
今年2023年は、童話作家「新美南吉」が生誕して110年と節目の年です。
それをうけて、半田市では1月4日から関連イベントを多数開催予定です!
チタナラもPRサポーターとして、イベント情報や作品紹介を発信していきたいと思っています♪
まずは、11月からリニューアル工事に入っていた「新美南吉記念館」が、
工事を終えて1月4日からオープンします!!!
行ったことある方も初めての方もぜひ覗いてみてください☆
新美南吉生誕110年特設WEBサイトはコチラ
(右下) 新美南吉の本紹介
生誕110年を迎えた童話作家新美南吉
チタナラ通信では、毎月彼の作品を一冊ずつ紹介していこうと思います。
今回の作品は
『でんでんむしのかなしみ』(新樹社 絵・鈴木靖将)
上皇后である美智子様が、1998年の国際児童図書評議会の基調講演でこの物語について話されたことによりとても有名になりました。
美智子様は、この講演の中で「この話は、その後何度となく、思いがけない時に私の記憶に蘇って来ました。」とお話されており、この物語を大切にそして心の支えにされてきたことがわかります。
悲しみは、誰でも持っているのだ。わたしばかりではないのだ。わたしは、わたしの悲しみをこらえて行かなきゃならない
子どもたちがこれから大きくなっていく中で
自分ばかりが不幸であると思ってしまうほど辛い経験もするでしょう。
その時に、ふとこの物語を思い出して、少しだけでも心が軽くなる。
そんな本になるといいなと思います。
今月の子育て語録
「子供は親の言うことはきかないが、親のする通りにはするものです。親の生き方こそ子供にとって最高の教材です。」
アメリカの牧師で「潜在意識の法則」を提唱した思想家でもある、ジョセフ・マーフィーの言葉です。
子どもは親が思っている以上に親を見ています。
「こんな子に育てたい」と思い、あれやこれやと言ってしまうかと思いますが、口で何かを伝えるよりも、姿を見せる方がきっと子どもには伝わります。
分かってはいるけれど、なかなか難しいですよね・・・
親が頑張る姿、悲しむ姿そして、楽しむ姿を正直にしっかりと子どもに見せることが大切だと思います。
きっとそこから子どもは自然に学びます。