運動が苦手な子どもにも!「高地トレーニング」という新たな選択肢。

運動が苦手な子どもにも!「高地トレーニング」という新たな選択肢。

ハイアルチ半田スタジオトレーナー 
杉浦 大貴

サッカー日本代表選手など、多くのトップアスリートも利用する高地トレーニング専門スタジオのハイアルチが半田市に初上陸!

大人だけでなく子ども向けのプログラムも開講されるということで、今回はハイアルチの杉浦トレーナー(写真左)と、ハイアルチを半田市に誘致された安全タクシーの森川社長(写真右)にお話を伺いました!

今日は「子ども向けの低酸素トレーニング」について詳しく伺いたいと思いますが、そもそも「低酸素トレーニング」について簡単に伺えますか?

杉浦トレーナー:低酸素状態を作り出し、その中で運動を行うトレーニングです。低酸素にすることで、通常のトレーニングに比べて体に負荷がかかりやすくなりますので、運動効率が上がります。

たまに加圧トレーニングとの違いを質問されますが、加圧トレーニングがベルトを巻いて体の一部に負荷をかけるのに対して、ハイアルチの低酸素トレーニングは、スタジオ全体を低酸素状態にすることで体全体に負荷をかけることができます。

この部屋全体が低酸素なんですか!それにしては全然苦しくないですね。低酸素というと、高山病や、マスクを着けて運動するときのような息苦しさをイメージしていました。

森川社長:確かに、低酸素というと苦しそうなイメージがありますよね。でも、実は気圧を変えなければ苦しさはほとんどありませんし、高山病のような状態になることもありません。このジムでは、常圧のままで低酸素状態にするので、トレーニング中に息苦しさは感じることはあまりありません。ハードなトレーニングで追い込めばもちろんキツイですが(笑)

今も酸素濃度としては標高2500mほどのレベルまで下がっていますが、言われるまで分かりませんよね。苦しさは感じずとも、私たちの体内では大きな変化が起きています。

ちなみに、マスクをつけたときの息苦しさは、空気が吸い込みづらくなっているだけで、低酸素状態ではありません。

低酸素でも気圧がいつも通りであれば、高山病のようにはならないんですね。

森川社長:はい。加えて、全員に専用のベルトをつけてもらい、運動強度や心拍数などの情報をリアルタイムでモニターに表示しています。部屋の酸素濃度等もリアルタイムにモニターで分かるようにしています。そうしたこともあり、すべての店舗において、今まで一度も事故はありません。

<スタジオのモニターには現在の酸素レベルやトレーニングをしている全員の運動情報が表示される>

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「低酸素トレーニング」についてはとてもよく理解できました。子ども向けのプログラムはどのようなものがありますか?

杉浦トレーナー:ジュニア向けのプログラムは3つあります。まず、大人と同じようにジム利用をするもの。次に、サッカー日本代表選手などトップアスリートも利用しているパーソナルトレーニングの「アスリートプログラム」。そして、子どもたちに合わせたプログラムを組み合わせて少人数グループでトレーニングを行う「ハイアルチ塾」を用意しています。

3つの中でのおすすめはどれですか?

杉浦トレーナー:目的によって変わりますが、楽しく低酸素トレーニングを行うのであれば、まずは「ハイアルチ塾」がおすすめです。5人~10人ぐらいのグループで、瞬発力を鍛えるアジリティトレーニングや、体幹のトレーニングを行った後、トレッドミルでランニングやウォーキングを行います。全体でおよそ60分間のプログラムです。トレーニング内容や強度は、それぞれのお子さんに合わせて変えますので、運動が得意な子も苦手な子も楽しめます。

<体幹のトレーニングのイメージ>

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「ハイアルチ塾」にはどんな目的で通うお子さんが多いのですか?

杉浦トレーナー:ほかのプログラムにも共通していますが、ひとつは運動能力の向上です。9歳から12歳は身体能力が大きく伸びる「ゴールデンエイジ」と言われています。「ハイアルチ塾」も小学4年生(もしくは体重30kg以上)~小学6年生のお子様を対象としていますが、この時期に身体能力を高めることで、将来どんなスポーツを選択しても、体が動かしやすく適応しやすくなります。

もちろん、スポーツが苦手な子にもおすすめです。徒競走がビリだった子が、「ハイアルチ塾」に一年通って、翌年の徒競走では見事一位をとったというエピソードもあります。

森川社長:意外と思われるかもしれませんが、勉強の集中力を高めるために通うお子さんもいます。体幹を鍛えることで、頭をしっかり支え正しい姿勢を長時間保てるようになるので、勉強にも集中して取り組むことができるようになります。

徒競走でビリだった子が一年で一位に!これは勇気がもらえる話ですね。運動が苦手でも楽しく通えたからこそ、ですね。ちなみに、週どれくらい通うと良いのでしょうか?

杉浦トレーナー:週1回でも効果はありますが、週2回通うとより効果的です。

低酸素トレーニングでは、筋肉の向上や、脂肪の燃焼、持久力の向上、睡眠改善など様々な効果があると言われています。これらに効果がある一番の理由は、体内のミトコンドリアの活性化です。ミトコンドリアは体の10%ほどを占めていますが、通常の生活では6割ほどしか働いていないと言われています。しかし、低酸素状態にするとミトコンドリアが生命の危険を感じて活性化します。そして、トレーニング後も3~4日間はミトコンドリアが活性化していますので、週2回通えば、ずっとミトコンドリアを活性化させ続けられます。「ハイアルチ塾」は、火曜日・木曜日・土曜日の17時~18時で開講 していますので、最大で週3回通うことができます。

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なるほど!何か効果を親御さんが確認できるような工夫はあったりしますか。

杉浦トレーナー:生徒一人ひとりが専用のベルトを着けてトレーニングをし、そこで取れる最高心拍数などの運動データを専用のアプリで確認することができます。筋肉量や体脂肪率などの体組成情報も月1回程度測定し、月ごとの変化が分かります。

ありがとうございます。よく分かりました。実際に体験したい場合はどうしたらよいですか?

まずは「0569-89-0016」まで、お気軽にお電話ください。そこで体験を希望するプログラム、曜日や時間を伺い体験のご案内をします。

最後に興味本位でお聞きしたいのですが、先ほど、ミトコンドリアという言葉がでてきました。理科で習った、あのミトコンドリアですか?

杉浦トレーナー:はい。そのミトコンドリアです(笑) ミトコンドリアは糖や脂肪を燃焼してエネルギーを作る体の発電所のようなものです。活性化することで発電効率が良くなるので、脂肪が燃えやすくなり、基礎体温の向上、冷え性の改善などの効果が見込まれます。また、老化現象を抑えるアンチエイジングの効果も期待できますし、自立神経も整うので、寝つきも良くなり朝の目覚め方も変わってきます。6週間ほど通っていただくと徐々に体に変化を感じてくると思います。

こういった科学的な根拠があると安心して利用できますね。ジュニア向けプログラムだけでなく、大人向けのプログラムについても詳しく聞きたくなってきました(笑)

杉浦トレーナー:大人の方にも本当におすすめです。通っていただけると色々と効果を感じていただけると思います。特に私の場合は、寝つきの変化をすぐに感じました。もともと寝つきがとても悪かったのですが、プログラムに参加した初日から、横になってすぐにぐっすり眠れるようになりました(笑) もともと運動は沢山していたので、これが低酸素トレーニングの効果なんだと感動しました。 ぜひ、保護者の方にも大人向けのプログラムを体験して実感していただければと思います!

<左:杉浦トレーナー、右:森川社長>

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「高地トレーニング」はマラソン選手などのトップアスリートが行っているイメージでしたが、子どものうちから取り組めるというところは非常に魅力的ですね。

インタビュー後、私も早速体験を予約しました!とても楽しみです!

子ども向けのプログラムだけでなく、大人向けのプログラムもあるということなので、親子で「高地トレーニング」を行ってみてはいかがでしょうか?