チタナラ通信 新年号

チタナラ通信 新年号

あけましておめでとうございます
本年もチタナラをどうぞよろしくお願いいたします


チタナラが毎月発行する「チタナラ通信」です。
ちょっと役に立つ季節の話題やおすすめの本など、子育てや知多半島に関する情報を発信していきます!
ぜひ、お楽しみに♪

「しめ縄」はなぜ飾るの?

お正月が近くなると玄関などに飾る「しめ縄」。

これは自分の家が歳神様を迎えるのにふさわしい神聖な場所であることを示すためのものです。 

【起源は?】

日本神話『古事記』に記されている「天の岩戸伝説」が起源と言われています。

❝「天の岩戸伝説」古事記

 神代の昔、空の上の世界に八百万の神々が暮らしていました。

 ある日、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が弟の建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)のいたずらに怒り、天の岩戸と呼ばれる洞窟に隠れてしまいました。

太陽神である天照大御神が隠れてしまうと、世界は真っ暗になってしまい、困った他の神々は出てきてもらおうと様々な策を講じますが、どれも失敗に終わります。

 そこで、神々は天の岩戸の前で舞を踊り、はやし立てます。外の賑やかな様子を不思議に思った天照大御神が戸を開けて外を覗いた瞬間に、神々は岩の扉を開け放ち、無事に天照大御神を天の岩戸から出すことに成功。世界に再び光が戻りました。

 そして、天照大御神が再び隠れないよう、天の岩戸に縄を張り、入り口を塞ぎました。❞

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 この日本神話が元となっていて、「しめ縄」には、不浄なものや災いをもたらすものが入り込まないように「結界を張る」という意味や神様が宿る神聖な場所と、この世とを隔てる結界の役割があると言われています。お正月にご家族が集まる機会には、ぜひ子供たちとしめ縄の意味や由来をはなしてみてください☆

冬におすすめの本

小学生から大人まで楽しめる絵本だと思います。

ほっこり感動のストーリーをお楽しみください♪

「ぼくは ぽんこつじはんき」( あさ出版)(文: 由美村 嬉々/絵:山本 久美子)

↓出版社のあらすじ紹介文↓

❝海の見えるその町にぽんこつの自販機がありました。

そのぽんこつ自販機には、毎日毎日たくさんの人が訪れます。

散歩途中の親子、デート中の恋人たち、仕事中の運転手さん、悩みを抱えた社長さん。

彼らはぽんこつ自販機がつくったあたたかーいうどん、そばを食べながら

いろいろな話をし、笑い、悩み、考えて、また自分たちの場所に戻っていきます。

そんな日常が続くと思っていたある日、思ってもいなかったことが起きたのです―。❞

1月クイズ!

お正月に関するクイズです!

Q1.鏡餅の上にのっているくだものは何でしょう?

①ゆず ②みかん ③だいだい

Q2.お年玉とは、昔はもともとは何だったでしょう?

①お金 ②お餅 ③お米

1月クイズ!(答え&解説)

Q1 答え:③だいだい(橙)

みかんと間違えやすいですが、だいだい(橙)という果物をのせます。

これは名前が「代々」と聞こえることから、家族が代々続くような繁栄を願う縁起物として。また、橙は実が成熟してもなかなか木から落ちず、新旧の実が同時に木になることから、「代々栄える」という意味合いも込められています。

Q2 [b]答え・・・②お餅

今はお金をもらう「お年玉」ですが、昔はお金ではなく「お餅」でした。「お年玉」の語源である「御歳魂」は、お正月に歳神様を迎えるために供えられた丸い鏡餅を指していました。「御歳魂」は供えた後、家族で分け合いました。

鏡餅は、歳神様の生命(魂)が宿ったものとも考えられていて、家族に分け与えて1年をつつがなく過ごせるよう祈るという意味もありました。

1月のイベント情報

【大坊の楽市by 現代版灯台守】

5年ぶりに開催されます。

出店者も約30店舗、美浜町観光大使人+人(にんじん)や知多娘。のステージもあります。

◇日 時:2025年1月11日㈯・2月2日㈰

     10:00~16:00 小雨決行

◇場 所:大御堂寺 野間大坊(美浜町野間東畠50)

◇詳 細:野間灯台の灯台守Instagramで確認ください(下記リンクあり)

来月号もお楽しみに♪
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