習い事の教科書 - 習い事の選び方①

習い事の教科書 - 習い事の選び方①

今回の記事は、「子どもにどの習い事を習わせるべきか」という疑問にお答えすべく、習い事をどのように選んだらよいかをお伝えしていきます。

子どもが興味をもった習い事に通わせる

 習い事は種類も多くて、何を習わせるのがよいか悩みますよね。

 いくら親が習わせたいと思っていても、子どもにやる気がなければ、習い事から得られるメリットも小さくなってしまいますし、親にとってもイライラする機会が増えてしまいます。逆に、親が通わせたいと思っていなかったとしても、子どもにやる気があれば想像を超える成長や結果に結びつくことも珍しくありません。

 そのため、習い事選びの前提として、子どもの意思をできるだけ尊重し、親の意見を押し付けないことが大切であることを念頭に置いていただければ幸いです。ただし、子どものやる気に振り回されてはいけないということは「習い事の教科書 - 習い事に通わせるべきか? -」で述べたとおりです(また、親として通わせたい習い事があるという場合の対応方法も同シリーズ記事で紹介しています)。

 また、自分で何が好きかが言葉にできない子もいます。そのような場合には、普段の様子を観察し、数字が好きならそろばんに、動くのが好きならスポーツ系に、音に敏感なら音楽系、きれいなものが好きなら芸術系に、というように、興味の方向性にあたりをつけ、まずはそれに合った習い事の見学や体験にいくのも良いと思います。

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 次回の記事は、「習い事選びの第一歩は、習い事は子育ての手段の1つだと考えることが大切」というお話をしていきます。