「夏休み」自分の限界値を上げる。

「夏休み」自分の限界値を上げる。

EISUゼミナール小中部理数科目担当
毛利充良先生

知多半島で、地域密着型の指導を手掛ける集団指導塾EISUゼミナール。

「小学生コース」では土台となる基礎学力を身につけ

「中学生コース」では半田市にある中学校の5科目授業を実施。

「高校生コース」では知多半島の公立高校の定期テストから大学別対策まで一貫指導しています。

「中学受験コース」では難関私立中学へ合格を導きます。

今回は、EISUゼミナールの毛利先生から、夏休みの勉強についてアドバイスをいただきました。

夏休み期間中に勉強をした方が良いか、その理由を教えてください。

受験するかしないかで、勉強の目的は変わってくると思いますが、まず受験のことを考えると、夏休みに復習がどれだけできるかが受験生の課題だと考えています。入試問題の6割ほどが中学1年、2年生で学んだ範囲から出題されます。学校の授業が進んでいるときは、定期テストの対策と中学1年、2年生の復習を両立するのは難しく、そのため夏休みが復習のための重要な時間となります。

特に今年は愛知県の公立高校の入試制度が変わり、入試の日程が前倒しになります。今まで以上に学校の授業との両立が難しくなるため、早めの対策が必要です。

中学1年、2年生に関しては、夏休みの時間はルーズになってしまいがちなので、できるだけ学校に通っているリズムが崩れないように、メリハリのある生活をするためには必要と考えております。

長期休暇や休日など自宅で勉強してくれないという悩みが多く聞かれます。勉強するコツなどがあれば教えてください。

本来、自宅で勉強してほしいのは学校の宿題だけです。

ご家庭では、それ以上を求めてしまうことが多いと思いますが、学校の宿題以上に勉強できる生徒は学年でも1割くらいです。よく言われるのが「何を勉強して良いのかわからない」「どうやって勉強すれば良いのかわからない」ということです。

それを解決するには、塾や夏期講習を使い集中しなくてはいけない環境に自らを置くということが解決策だと思います。

夏休み何に重点を置き勉強すれば良いか、アドバイスがあればお願いします。

中学1年、2年生の場合は、今まで習ったことの復習が大切です。今日、習ったことを、明日、どれだけ覚えているかご存知ですか?明日になったら3割くらい、明後日になったらその3割、つまり2日経つと1割くらいしか覚えていないんです。それをどうすれば8割、9割維持できるかというと、繰り返し復習をするしかないんです。

1学期に習ったことや、中学1年、2年生で習ったことを夏休みなどの長期休暇で前習ったことを思い出すという作業を繰り返すだけでも成果が上がります。お子さまに復習する意味や目的をはっきりと伝えてあげると、復習する習慣が身につくと思います。

夏休み期間中のスケジュールや目標の立て方のアドバイスがあればお願いします。

2学期の定期テストで高得点を取りたいという目標があっても、7月から2学期の勉強を進めるのは効率的ではありません。前半は前習ったことの復習をして、お盆明けくらいから予習できるようなカリキュラムがおすすめです。

目標やスケジュールは個々に状況が違うので一概に言えないのですが、受験生の目標は設定しやすいと思っています。

EISUゼミナールでは、受験生には期末テストが終わったタイミングで模試の過去問題を解いてもらっています。合格判定をすると、ほとんどが志望校判定に届いていないので、どこが足りないのか、そのために何が必要かをわかるように説明します。そうすることで自ずと目標が設定されます。

小学生や中学1年、2年生の目標設定は一人ひとり異なるため、アドバイスも一人ひとり異なります。EISUゼミナールでは、個別相談などを通して目標設定を行っています。まずは週3、4日のペースで塾に通うことで、勉強する習慣を身につけるという目標もあります。

EISUゼミナールでは、毎日塾に来てもらったり、夜遅くまで残って勉強できたり、勉強を習慣化できる環境づくりに取り組んでいます。それぞれの学校進度に合わせた予習授業や、定期テストの過去問題を長年蓄積して作成した「過去問対策プリント」など、地域に密着した塾だからこそできる指導を行っています。

EISUゼミナールと夏期講習の特徴について教えてください。

EISUゼミナールには、高校生を専門とした高校部門、小・中学生を対象とした小・中部門と、中学受験を対象とした中学受験部門と、大きく3つの部門があります。

高校部門で、集団指導を行う塾は全国的にも少なくなっていますが、だからこそEISUゼミナールは集団指導にこだわっています。EISUゼミナールでは、経験豊富な専任講師が、知識と経験に基づく大学受験指導を集団授業で行うとともに、小論文や面接など大学別対策の個別フォローも充実しています。集団だからこそ得られるパワーが一人ひとりの力となっています。

EISUゼミナール受験生の夏期講習はどこよりも時間数が長く、220時間を設定しています。

成績を即アップできる奇跡の演習テキストと呼ばれる「ミラクルロード」を使った「ミラクルロード演習」や、「夏期受験対策復習講座」「夏期受験合宿」「予習講座」などを実施しています。

中でも「夏期受験合宿」は、中学3年生を対象とした1泊2日の勉強合宿です。20時間におよぶ集中特訓で夏の終わりの模試に向けての最終仕上げを行っています。

夏期合宿の目的は3つ。「学力をつける」「集中力」「忍耐力」です。朝9時から夜遅くまで、ほぼ休憩なしで2日間通して勉強します。2日目になると集中力も途切れてきますが、ここから受験を視野に入れると、もう一段上に自分の限界の上限を高めることが大切です。苦しいことを乗り越えるための上限です。

あのとき、あれだけ苦しいことに耐えられたのだから、大丈夫、自分は頑張れる、という自信はとても重要だと思うんですよね。夏期合宿は、根性や精神を鍛えて限界値を高める合宿だと考えています。1人では乗り切れないものも、集団なら乗り切れます。「それが君たちの限界なのか」「ここであきらめたら、いつもの君たちと変わらない」と子どもたちを励まして、最終的には2日間を、自分の力で乗り越えたという達成感を得ることができます。

夏は受験の山場と言いますが、本当にその通りです。7月、8月の2ヶ月間をどう過ごすかによって、大きく成長もするし、結果も変わります。目的がはっきりすると目つきも変わってくるんですよね。目つきが変わると行動も変わります。私たちは、そのきっかけづくりができるような存在でありたいと思っています。

1人では乗り切れないことも、集団なら乗り切れる。220時間の夏期講習、20時間の夏期合宿を通して、集中力と忍耐力を高めて、自分の限界値を上げる。EISUゼミナールでこの夏を過ごしたら、頼もしく育つ子どもたちの姿が見えそうです。EISUゼミナールでは、7月25日から8月29日まで夏期講習を実施中です。お気軽にお問い合わせください。